ようこそ 玄斎 ホームページへ


 2004年、異国文化が交じり合う港町神戸の地に「玄斎」は生まれました。
浪速生まれで浪速育ちの私が、神戸に根を下ろした理由は、その環境にありました。
山と海に隣接した地形、多国籍の民族が織り成す独自の歴史とモダニズム、・・・・・
 そして料理人にとって何より幸せなことといえば、豊富な山海里の恵み。 「玄斎」では、この悦びをみなさまに感じていただける料理、安心して召し上がっていただける料理をテーマに、しっかりと手をかけながらも、素材本来の持ち味を大切に、出来るだけシンプルかつ大胆な調理をするよう心がけております。
 また、交流を深めた生産者の方々を始め、私共を応援してくださる人々の輪によって出来上がった玄斎の一皿は、見た目の華やかさだけではない、「和食」の持つ本来の力をきっと感じていただけることと思います。
 10年目を迎える2014年、都会のオアシス「県庁前」の山手に移転し、さらに充実した店づくりを目指します。
 

                           店主 上野 直哉

玄斎のこだわり



 玄斎があるのは、神戸の歴史を感じる閑かな街、北野・パールストリートの西端。  ”こころと身体に上質な暮らし”を提案する名店「トアロード リビングス ギャラリー」さんに隣接する形で、カウンター席のみの小さな割烹店として営業いたしております。
 国籍・地域にとらわれず、様々な人の繋がりから生まれる上質な暮らしは、本来の「神戸らしさ」であるように思います。 
 各分野のスペシャリストが手を携えることで、化学反応を起こし、より高みへ上っていく…。
チームとなって、上質を作り上げる。これこそが、「KOBEブランド」の本質ではないかと思うのです。
 今回、「トアロード リビングス ギャラリー」さんとの出会いもその一つで、今後新たなスタンダードが生まれるかもしれません。 これは非常に楽しみです。

 一方、出来る限り出どころや素性の分かるものを使いたいという意味で、弊店で食材の多くに兵庫県内産を用いるのもまた、必然的なことです。しかし、地産地消や身土不二といった言葉は、「地元産を食べよう。」とか、「地元産の食材は、食べ手と同じ気候条件に育ったものだから、本来体に良い。」というものですが、一歩進めて、「生産者と消費者の繋がりを持つことで、より豊かな食生活を目指す。」という意味合いのほうが、日本中、いや世界中の食べものがすぐ手に入る現代人には、よりぴったりとくるのではないでしょうか。
 ただ単に、地元の食材を使うのではなく、歴史・文化も含め、その本質をよく知るために地元産を使うというのも、大事なことであろうと思います。
 
 「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された今、私共は、食という分野のスペシャリストとして、暮らしを豊かにする発信源の一つとして、日々努めてまいります。